投資

茨城「つくばR&Dセンター」約4・5万平米を売却検討へ 三菱製紙

 三菱製紙(東京都墨田区)は、茨城県つくば市内の「つくばR&Dセンター」を2021年9月末に閉鎖する。跡地は売却する方針を2021年2月10日に決め、検討を始めた。

 物件所在地は、茨城県つくば市和台46の敷地約4万5000平方メートル。周辺は大手企業各社の研究所や工場などが集積している。

 同センターは89年1月に開設後、基礎研究や新技術開発を進めてきた。今般、高砂工場(兵庫県高砂市)内に新たな開発拠点「高砂R&Dセンター」を設け、また、京都R&Dセンターの機能強化を図るため、段階的な機能移転後の閉鎖を決めた。