パナソニック ホームズは3月12日、現地ディベロッパーとの合弁会社により、マレーシアのカジャン地区で開発中の分譲マンション「MIRAI Residences」の第2期販売(384戸)を開始した。マレーシアの子会社であるパナソニック ホームズマレーシアとマレーシアの現地ディベロッパーのMKHが18年に設立したMKHプロパティベンチャーズが開発。「MIRAI(未来)」は、同社が日本で培った住まいづくりのノウハウや技術と、MKHのマレーシアにおける知名度や豊富な経験値を融合させた4棟、全1496戸の大規模マンションとなっている。施工は、パナソニック ホームズ MKHマレーシアが担い、24年9月完成を目指す。
20年9月に第1期(748戸)販売を開始し、コロナ禍でも好調に推移したことから、第2期販売を決定した。間取りは、2LDK(専有面積53.07平方メートル)、3LDK(同78.04平方メートル)、3LDK(同86.49平方メートル)で、価格は日本円で約850~1600万円程度となっており、周辺相場より10%程度高い水準という。
21年4月に開業予定の現地鉄道・新カジャンKTM駅から徒歩7分の恵まれた立地で、約1万4770平方メートルの共用部に40以上の共用施設・設備を充実。さらに、全住戸にパナソニックがアジアで展開する空気質“Quality Air ForLife(QAFL)”技術を採用し、全熱交換気システム(住戸タイプによっては換気システム)付エアコン(2台)を各住戸に設置し、室内空気を清浄に保つ。
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