FANTAS technology(東京都渋谷区)は7月19日、国土交通省が空き家対策の課題解決を図る先進的な取り組みを募集する、21年度「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」に「地域の空き家の可能性『見える化』プロジェクト」が採択されたと発表した。同時に、同プロジェクトに参加する自治体を全国から募集する。
同プロジェクトは、空き家の所有者に対して、同社が無償で空き家の物件調査を行った上、所有者へ空き家の資産価値や活用方法の可能性についてレポートで提示し、空き家の流通や利活用を促進するというもの。空き家の資産価値や活用方法は、これまでの物件調査結果や再生事例、空き家プラットフォーム「FANTAS repro」で蓄積したデータから算出した結果を基に提示するという。