不動産テック企業のイタンジ(東京都港区)は、同社で提供する電子契約システム「電子契約くん」で、家賃債務保証会社14社との連携に向けて協議と検討を開始した。すでに54社の家賃債務保証会社と連携済みで入居審査をオンラインで迅速にできるウェブ申込受付システム「申込受付くん」と同様に、不動産業界のDX化に向けた支援を強化する。
今回の連携によって、賃貸管理会社は賃貸住宅の入居契約時に、家賃債務保証契約書に必要事項を記入して「電子契約くん」にアップロードするだけで、入居者や物件オーナー、家賃債務保証会社と共有して電子署名を得ることができる。最短で当日中の契約が可能になるため、従来のような書類に押印して郵送する方法の手間を解消する。
今回の連携協議先の家賃債務保証会社14社は次の通り。
▽アーク▽あんしん保証▽イントラスト▽エルズサポート▽オリコフォレントインシュア▽Casa▽クレディセゾン▽クレデンス▽グローバルトラストネットワークス▽ジェイリース▽新日本信用保証▽全保連▽ニッポンインシュア▽日本セーフティー