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建設工事受注高、8月は7.6兆円 国交省が発表

 国土交通省は10月12日、21年8月分の「建設工事受注動態統計調査」を発表した。受注高は7兆6615億円で、前年同月比2.8%の減少となった。このうち、元請け受注高は5兆582億円で同2.3%減少し、下請け受注高は2兆6033億円で同3.7%減少した。

 民間などからの受注工事額(1件5億円以上の建築工事・建築設備工事)は6764億円で、同0.4%減少した。受注工事額を発注者別に見ると、不動産業は2341億円(前年同月比37.4%減)で最も多くなり、製造業の1912億円(同149.8%増)、サービス業の1242億円(同54.5%増)と続いた。

 なお、同省総合政策局建設経済統計調査室では、21年4月分から同調査の推計方法を変更。20年1月~21年3月分については参考値として再集計し、今年度と参考比較するための数字としている。