国土交通省はこのほど、21年7月の不動産価格指数(住宅、季節調整値)を公表した。10年平均を100とした全国住宅総合指数は122.4で、前月比は1.2%増となった。
内訳を見ると、住宅地については前月比0.4%増の104.1、戸建て住宅は同1.4%増の107.9、マンションは同1.4%増の167.7。
圏域別(三大都市圏)の総合指数を見ると、南関東圏は128.6(前月比2.1%増)、名古屋圏は112.5(同2.0%減)、京阪神圏は127.6(同2.8%増)となった。
内訳では、住宅地は京阪神圏が109.2(同3.5%増)で前月からプラス。戸建て住宅は南関東圏が109.4(同3.0%増)、京阪神圏が111.2(同3.6%増)とそれぞれプラスになった。マンションは南関東圏が162.4(同2.8%増)で唯一プラスとなった。名古屋圏はいずれもマイナスとなった。