国土交通省は11月19日、21年第3四半期(21年10月1日時点)の「地価LOOKレポート」をまとめ、公表した。第3四半期の地価動向は、前期と比較すると、上昇地区数は40地区(前期比5地区増)、横ばい地区数が30地区(同6地区減)、下落地区数が30地区(同1地区増)となった。調査対象となる100地区のうち、93地区で変動率区分が前期と同様で、変化が小さい四半期となった。不変であった93地区以外では、6地区で上方に移行、1地区で下方に移行した。
地価LOOKレポートは、主要都市の高度利用地として全国100地区を対象に四半期ごとに実施し、先行的な地価動向を明らかにするもの。各地区の地価動向を9区分の変動率で評価する。