自分らしい家づくりやリノベーションを検討しているエンドユーザーと、それを叶える工務店や建築家などのプロフェッショナルをつなぐプラットフォーム「SUVACO」(スバコ)を運営するSUVACO(東京都港区)は、同プラットフォームで最も支持された住宅事例ランキング「いい家・オブ・ザ・イヤー2021」を2021年12月27日に発表した(https://suvaco.jp/doc/house-of-the-year-2021-211221)。また、同日、「リライフプラス」を発行する扶桑社と同社で運営するリノベーション専門情報サイト「リノベりす」でも、「人気リノベーション事例ランキング2021」(https://renoverisu.jp/feature/p/new197/)を発表した。
「いい家・オブ・ザ・イヤー2021」は同プラットフォームに2021年内に掲載した1000件近くの事例から、上位15事例を厳選した。ランキング上位では、「庭」をテーマとした事例が多い。在宅時間が増えたことで、家にいながら自然や季節の移ろいを感じられる住まいへ、人々の意識が向かい、外部との「つながり」を強く感じさせる事例が目立つと講評している。
一方、「リノベりす」も、同サイトで2021年に公開したリノベーション事例の中から、ユーザーの閲覧数や反響数などを基にして、上位10件を発表した。ランキング上位の事例は、休む・遊ぶ・仕事・学ぶなど住まいに求められる機能が多様化する中で、一つの住空間ながら、玄関土間を大きくとり、居室とプライベートエリアを程よく区切るなど、住まい手の「気持ちの切り替え」を「空間の区切り」へ反映している事例が目立つと講評している。