パナソニック エレクトリックワークス社は、マンション管理会社向けにIoT化サービス「モバカン」の提供を2022年10月に首都圏を対象として始める。2023年度以降にサービスの提供エリアを広げる。物件別のダッシュボード(管理画面)と、各住戸に設置されているインターホンや管理会社のモバイル端末、スマートキーボックスを連携でき、管理業務の効率化や省人化を支援する。
管理会社では管理員やフロント業務担当者の人手不足の状況にあり、生産性の向上などが課題感にある。今回の新サービスは、住民へのお知らせ配信や共用施設の利用申請の受け付け、メンテナンス業者への鍵の受け渡しなどの業務を遠隔操作で対応でき、リモートワークにも有用になっている。居住者側もその配信情報をいつでも閲覧でき、共用施設の利用申請をオンラインでできる。