国土交通省は、中高層・大規模木造建築物の整備を促進するため、支援事業を行っている。このほど22年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)および優良木造建築物等整備推進事業において、第1期募集の採択結果を公表した。
前者は、先導性の高い木造建築物プロジェクトを支援するためのもので2件を採択。一般3件、実験棟1件の提案があったうち、一般の「駒沢大学駅リニューアルプロジェクト(新築ビル木造化)」(東急電鉄)と、「(仮称)兜町12プロジェクト」(平和不動産)の2件が採択された。
後者は、普及拡大段階の木造化技術を活用したプロジェクトを支援するもの。「(仮称)さいたま市北区日進町計画」(エスペランサ平河町)や「(仮称)大田区北千束二丁目計画」(三井不動産レジデンシャル)など6件が採択された。