国土交通省はこのほど、携帯電話の位置情報データ(ビッグデータ)を活用し、交通課題の解決を目指す事業について、8件の採択事業を決定した。公募形式で行うもので8月12日から9月22日までの募集期間に41件の応募があり、有識者による審査委員会を踏まえて決定。採択されたモデル事業は今月より開始し、来年3月の成果報告会で成果の報告・公表を行う予定。
採択事業は、「川崎市におけるビッグデータを活用した交通最適化とカーボンゼロの実現に向けた実証事業(実施主体:ソフトバンク)」や、「新たな玄関口―西九州新幹線『嬉野温泉駅』―における、ビッグデータ活用による継続的な誘客施策の検討(同:うれしの観光推進コンソーシアム)」など。