コワーキングスペース事業を手掛けるいいオフィス(東京都港区、龍﨑宏社長)はこのほど、島根県松江市で「いいオフィス松江by enun/縁雲」を開設した。同市で観光事業を営む浅利観光(植田裕一社長)と、同じく同市で地域滞在型パッケージサービスなどを展開するワークアット(林郁枝社長)が協働で取り組む事業「ワークスペースenun/縁雲」との提携によるコワーキングスペース施設。
「いいオフィス松江by enun/縁雲」は、JR松江駅から自動車で約10分の立地で、宍道湖畔に面する「松江ニューアーバンホテル」内に所在。通常のワークスペース需要のほか、立地を生かしたワーケーション利用も想定。また人やビジネスをつなぐ役割のコミュニティマネジャーが在籍し、地域内や都市部との連携によるビジネス創出のほか、スタートアップや第二創業を目指す利用者を支援する。
席数は28席で、個室型の「フォーンブース」も用意。利用料金(年内までの現行価格)は、コワーキングが1時間当たり400円、1日利用が1500円。
(写真)新施設内の「イベント&コワーキングスペース」