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パナソニックアーキ、ZEH基準のライフスタイル対応型住宅を発売

 パナソニックアーキスケルトンデザインは11月25日、独自の耐震住宅工法「テクノストラクチャー」の強度を生かし、多様なライフスタイルに対応した空間設計や間取り、ZEH提案を加えた住宅「ベイシーライフプラス」を発売した。同商品は木造2階建てで、パナソニックビルダーズグループ加盟店で取り扱う。
 同商品は多様化するライフスタイルに対応し、複数人での調理に対応できるL字型キッチンを設けた「食育プラン」や2階に水まわり製品を集めた「家事効率プラン」など暮らし方を基に10プランを用意したほか、ZEH基準以上の断熱性能をベースに3段階での省エネ性能に対応。太陽電池モジュールの搭載量に関わる屋根形状も用意することで、LCCM仕様への対応も可能とした。また、メンテンナンスについては、初期保証を20年、最長60年の長期保証に対応できる建物長期保証を用意した。
 なお、「テクノストラクチャー」は木造住宅の良さを生かしながら、構造の要(かなめ)となる梁を鉄で強化したオリジナル工法。制震部材「テクノダンパー」を構造躯体に標準採用しており、耐震等級は最高ランクの「3」に対応。木と鉄を組み合わせた独自の梁「テクノビーム」も最高ランクの劣化対策等級「3」の基準をクリアしている。