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大和物流、広島中心部に近接の物流施設が稼働

 大和ハウスグループの大和物流は1月12日、広島市西区の工業団地「広島イノベーション・テクノ・ポート」内に開発していた物流施設「広島観音物流センター」の稼働を開始した。広島県を中心に中国・四国地域をカバーする在庫を保管し、出荷オーダーに応じる在庫型物流センター2次配送センターなどとして、建築現場向け資材のほか、家具、日用品、雑貨といった幅広い貨物を取り扱う。

 広島高速3号線吉島ICから約3キロ、山陽自動車道五日市IC及び廿日市ICから約10キロ、広島港「国際コンテナターミナル」から約7キロに位置する敷地8403.58平方メートルに、延べ1万3875.96平方メートルの3階建てを建設した(高床式、一部2階建て)。広島市中心部から約6キロに位置し、東広島市、呉市、廿日市市などの周辺都市へも60分以内でアクセスできるほか、中国・四国地域への広域配送拠点にも適している。

 各階の床面積は約5000平方メートル、床荷重は1平方メートル当たり2トン。多くの人手を要する流通加工から、大型貨物や異形物の保管・入出庫作業まで、商材や業態に合わせた柔軟なセンターオペレーションを行う。