マンション・開発・経営

大和ハウスグループ、傘下の物流会社4社を統合

 大和ハウスグループの若松梱包運輸倉庫(石川県金沢市、江田修一社長)は、2026年1月1日付けで、傘下の若松運輸(石川県白山市)とジャストロジスティクス(石川県金沢市)、日本物流マネジメント(同)の3社を吸収合併する。

 同社グループは北陸エリアを中心に物流ソリューションを提供。冷凍・冷蔵・定温・常温の4温度帯共同配送システムによる低温物流に高いノウハウを強みに、食品や医薬品を中心に、生活必需品の少量・多品種・多頻度配送網を確立してきた。

 今回の吸収合併によって、4社の業務効率化による運営体制の強化や、労働条件・給与体系の整備によって社員の意欲向上などを図る。会計・人事・総務などの業務フローの統一と情報の集約によって、形式の相違による重複や煩雑な手続きを解消し、迅速・正確な業務処理を実現すると共に、点呼や運行管理、受注・委託業務でも、社内手続きの統一化と効率化を推進。ガバナンス強化と業務生産性の向上を目指す。また、同一労働同一賃金を目指すことで、従業員が意欲的に能力を発揮できる職場環境の構築を図る。