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大和ハ、宮城にMT型物流施設を着工

 大和ハウス工業は3月1日、宮城県宮城郡利府町の工業団地「利府しらかし台インターシティ」内にマルチテナント型物流施設「DPL新潟巻潟東」を着工した。22年3月に竣工した「DPL仙台利府Ⅰ」の隣接地1万6154.78平方メートルに最大4社のテナント企業が入居できる延べ2万982.78平方メートルの2階建てを建設する。1区画約2,850平方メートルから。24年3月31日に竣工予定。

 東北自動車道「富谷JCT」と三陸自動車道「利府JCT」を結ぶ、仙台北部道路「利府しらかし台IC」から約1キロと、主要幹線道路にスムーズにアクセス可能であるほか、仙台駅から約17㌔、仙台港から約14キロ、仙台空港から約31キロと、海路・空路へのアクセスも容易であることから、工業団地内の企業からの需要や仙台市街地への近距離配送、東北全域への高効率な輸送が可能となるほか、国内外の広域輸送や配送拠点としての需要を見込む。また、新興住宅地が近接していることから、職住近接の就労環境の創出を図る。

 2階に直接アクセスが可能なスロープやトラックバース42台分を設け、荷さばきスペースを確保するなど、ワンフロアで効率的なオペレーションを可能とする。また、降雪時に備え、スロープ部へのロードヒーターや2階の車路部への屋根の設置、トラックバースの南向き配置などにより、地域特性にも対応する。