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住宅ローン手続きの外注化で生産性や成約率を伸ばす秘訣 ⅰYell

 ⅰYell(イエール、東京都渋谷区)は、同社で提供する、住宅ローン業務代行サービス「いえーる ダンドリ」の特徴などを紹介する説明会「売り上げアップのための活用術とは?」を住宅・不動産会社向けにオンラインで開催した。

 講師で同社マネージャーの井筒将文氏は、「当社では、全国の金融機関が取り扱うネット銀行を含めた住宅ローン商品を住宅購入検討者に提示できる。住宅ローン手続きの相談には毎月約1000件携わっており、これらの数多くの経験から、手続きのノウハウを蓄積して共有し、精度を高めている。不動産売買仲介事業者がこれまで行ってきた手間になりがちだった電話やメールなどの連絡のやり取りや紙書類の手続きなどをすべて代行する。導入企業は約2500社に広がっている」と同社サービスの特徴を紹介した。

 また、既に導入した不動産事業者からは、「業務代行で単純に楽になったというよりも、業務の効率化で創出した時間を新規顧客の開拓などの時間に充てられ、生産性を向上しているとの声が届く。一般的に、不動産業務の営業時間の2割は住宅ローン手続きなどの時間に割かれており、その時間を業務代行によって有効に活用し、ほかの業務に注力して成約率を伸ばせていると聞く。ファイナンス関連の住宅ローン手続きを業務代行に任せることで、不動産事業者のプロフェッショナルな専門性を生かせる住まいの提案に、一層磨きをかけられる」と解説した。