住友林業は5月26・27日の2日間、住友グループが維持管理を行っている国の重要文化財の「住友活機園」(滋賀県大津市)を公開する。「住友活機園」は、第二代住友総理事の伊庭貞剛が1904(明治37)年に自らの住居として建設し、その子孫が旧住友本社に寄付したもの。琵琶湖を望む小高い丘の上にあり、洋館、和館など6棟の建物と茶室、あずまやなどの付属施設や庭園で構成。洋館・和館の意匠の完成度の高さや、居宅のほか付属施設などの保存状態の良さ、明治後期の大邸宅の姿を今に伝えていることなどが高く評価され、02 年5月に重要文化財の指定を受けた。
公開時間は2日間とも10〜11時、13〜14時、15〜16時の3回。見学可能人数は2日間で200人を予定。入園料は500円。見学希望者は往復はがきで申し込む。申し込みの詳細は住友活機園ホームページ(http://www.sumitomokakkien.com/)へ。申し込み期間は4月22日まで(最終日必着)。