国土交通省が発表した23年2月分の「既存住宅販売量指数」によると、戸建て住宅とマンションの合計(季節調整値、以下同じ)は前月比1.6%減の110.7となった。また、30㎡未満のマンションを除いた合計指数は前月比1.6%減の102.5となった。内訳を見ると、戸建て住宅は110.6(前月比0.4%減)、マンション全体は111.6(同1.5%減)、30㎡未満を除いたマンションは93.0(同2.2%減)となった。
圏域別(3大都市圏)の総合指数を見ると、南関東圏は111.3(前月比1.2%減)、名古屋圏は114.1(同0.8%減)、京阪神圏は109.3(同4.3%減)となった。
同指数は、登記データを基に、個人が購入した既存住宅の移転登記量を算出したもので、10年平均を100として算出している。