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大和ハ、千葉公園隣に「ZEH-M Oriented」「低炭素建築物」150戸供給

 大和ハウス工業は6月17日、千葉県千葉市中央区で開発している分譲マンション「プレミスト千葉公園」(総戸数150戸)のモデルルームをオープンした。販売開始は9月上旬を予定している。販売戸数・価格は未定。
JR総武線・総武線快速千葉駅から徒歩9分、京成電鉄千葉線京成千葉駅から徒歩14分に位置する千葉公園の隣接地5260.17平方メートルに、66.08~87.95平方メートルの3LDK~4LDKからなる延べ1万2296.45平方メートルの地上7階地下1階建てを3棟構成で建設する。竣工は25年1月の予定。

 全戸の窓に高性能断熱材や複層ガラスを採用することなどで建物全体の断熱性能を向上させたほか、エコジョーズやLED照明などの高効率設備を導入することで、一般的な共同住宅と比較して、住戸内の一次エネルギー消費量を住棟全体で35%削減。千葉市内で初めて「ZEH-M Oriented」と「都市の低炭素化の促進に関する法律(エコまち法)」に定められる「低炭素建築物」の認定を同時取得した。
共用部にはボーネルンドが監修した「キッズルーム」のほか、オンライン会議も可能な個室ブースも備えた「テレワークルーム」を備えた。また、専有部には、柱型が居室の外側に出る「アウトポール工法」や、間取りを変更できる「ウォールドア」を採用することで、開放感のある空間の創出を図った。

 なお、隣接する総合公園「千葉公園」では、傘下の大和リースを代表企業とした、拓匠開発、塚原緑地研究所、JPF、日比谷アメニスとの5社による整備・運営事業によって、芝生をメインとしたオープンスペースへのリニューアルや飲食などを提供する拠点施設の設置を予定するなど、再整備を進めている。