東京都は、23年度の先駆的空き家対策東京モデル支援事業について、八王子市の「各種データを活用した利活用促進事業」を採択した。
区市町村が実施する空き家対策のノウハウの普及促進を目的とした事業で、実現可能性、発展性等の観点から審査、採択された。同市の採択事業では、空き家所有者の利活用への意向が家屋の状況等によって様々であることを踏まえ、住基情報や建物登記情報等の各種データをGIS上で結合したデータベースを作成し、戸建住宅所有者の年齢や家族構成、家屋の管理状況等に応じた周知啓発を実施することで、効果的かつ効率的に利活用を促進することを目指す。