東京都大田区(鈴木晶雅区長)、東京ガス(笹山晋一社長)、東京ガスネットワーク(沢田聡社長)の3者は6月28日、大田区のカーボンニュートラル(CN)の実現等に向けた包括連携協定を締結した。主な連携事項は、「脱炭素型ライフスタイルへの転換」「まちづくりや地域産業におけるエネルギーの面的利用」「区施設等のZEB化及びレジリエンス強化の促進」等に関すること。
大田区では、2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を表明しており、区全体で温室効果ガス削減に取り組んでいる。今回の協定締結により、大田区の取り組みを一層加速すると共に、3者が相互連携のもと、脱炭素社会に関する知見や技術を活用し、「カーボンニュートラルの実現」を目指す。なお、東京ガスと東京ガスネットワークが、東京都23区内の自治体とカーボンニュートラルに関する協定を締結するのは今回が初めてとなる。
(写真)左から東京ガスネットワークの奥村栄吾常務取締役、鈴木晶雅大田区長、東京ガスの小西雅子常務執行役員