国土交通省が8月25日に公表した23年第2四半期版「23年7月1日時点」の「地価LOOKレポート」によると、主要都市の高度利用地等(全国80地区)における23年第2四半期(23年4月1日~23年7月1日)の地価動向は、3期連続で全ての地区において上昇又は横ばいとなった。住宅地では5期連続で、23地区全てで上昇した。同省によれば、景気が緩やかに回復している中、マンション需要の堅調さに加え、店舗需要の回復が継続したためという。
全80地区のうち、上昇が74地区(前回73地区)、横ばいが6地区(同7地区)、下落が0地区(同0地区)。上昇の74地区を変動率区分別に見ると、「6%以上上昇」が1地区、「3~6%上昇」が1地区、「0~3%上昇」が72地区となった。