政策

10月、「レジリエントな建築物」テーマに環境建築フォーラム開催 東京都

 東京都は10月11日、東京都庁都議会議事堂1階都民ホール(定員100人)及びオンライン(定員500人)のハイブリッド形式で、東京都環境建築フォーラムを開催する。環境に配慮した新築建築物の普及を目的としたもので、新築建築物への浸水対策の考え方や事例を紹介する。25年4月から改正施行される「建築物環境計画書制度」では、近年激甚化する気候変動の影響に備えるため、浸水被害を軽減する取り組み等を評価する項目「気候変動への適応」を追加。今年は、関東大震災から100年の節目を迎えることも踏まえ、災害に備える機運を醸成していく狙いだ。

 木内望氏(国土交通省国土技術政策総合研究所住宅研究部長)が「建築物における浸水対策の考え方 リスクの把握と対策の検討、誘導手法について」と題して基調講演を行う。申し込みはホームページ(https://www.shinsei.elg-front.jp/tokyo2/uketsuke/form.do?id=1692005085189)を参照。