リクルート(東京都千代田区)が提供する不動産情報サイト「SUUMO」は9月13日、賃貸管理会社が賃貸仲介会社へ物件情報を提供するシステム「会社間流通」(「SUUMO B2B」)において新機能をリリースした。
新機能はまず、「類似物件推定反響数」表示。これは「SUUMO」に掲載されている物件の情報を基に、独自の機械学習ロジックを用いて「SUUMO」経由の月当たりの問い合わせ数を予測する機能だ。同社によれば、これにより、広告掲載を行う不動産仲介会社が問い合わせの期待値の高い物件を見つけることができ、これまで個人のスキルに依存していた物件選定の工程をより再現性高くできるようになるという。不動産管理会社も、自社の管理物件がどのくらいの問い合わせを見込めるのか、同じエリア内での位置付けはどうなっているのかが確認でき、家賃や敷金・礼金や広告料の設定における参考情報にすることが可能となる。
また、「広告料の表示・情報更新の通知」機能も搭載。不動産管理会社が不動産仲介会社に支払う広告料をより詳細に記載できる改修、及び会社間流通に掲載されている物件の情報が更新されたことが分かるような UI 改修を行い、効率的に物件選定をできるようになった。