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住宅地は前月比4%の上昇 6月住宅不動産価格指数

 国土交通省が9月29日に公表した23年6月の不動産価格指数(住宅、季節調整値)によると、10年平均を100とした全国住宅総合指数は136.1で前月比1.7%増と2カ月ぶりに増となった。

 内訳では、住宅地は前月比4.0%増の115.6、戸建て住宅は同0.1%増の116.9、マンションは同1.0%増の191.4と、いずれも増加した。
圏域別(3大都市圏)の総合指数も、京阪神圏は141.5(同1.4%増)、南関東圏は146.0(同1.9%増)、名古屋圏は120.7(同1.9%増)と、いずれも増加した。

 内訳では名古屋圏、京阪神圏では住宅地、戸建て住宅、マンションいずれも増加。 南関東圏は住宅地(同5.0%増)、マンション(同0.2%増)が増加し、戸建て住宅(同2.0%減)が減少した。

 また国交省は同日公表した23年第2四半期分の商業用不動産の価格指数(季節調整値)によると、10年平均を100とした全国商業総合指数は137.5で前期比0.8%増と増加した。内訳では、店舗は前期比0.3%増の154.3、オフィスは同1.7%減の159.1、マンション・アパート(1棟)は同0.9%増の160.1。