飯田グループの一建設は10月11日、盛岡市立向中野小学校の5年生125人を対象に「出前授業」を実施、児童たちに家づくりや大工技術などの体験を提供した。
普段生活している住宅について知識を提供すると共に、家づくりや職人の匠の技術などを間近に体感・体験する機会を提供することで、担い手不足が深刻な建築業界において、大工という職業への興味の喚起を図った。
当日はと2部構成でそれぞれ45分授業を実施。1部では、住宅の歴史や家と森林の関係などを学ぶと共に、ノコギリを使った木材の切断を体験。2部では彫刻刀や木工用ボンドなどを用いて、木造キットを組み立て、オリジナルのティッシュケースを完成させた。児童たちからは「家の歴史や役割について良く知れた」「ちょっと難しかったけど、(木造キットを)組み立てるのが楽しかった」といった声が寄せられた。
同社は10月1日に岩手県盛岡市に県内初の営業所を開設、同県進出を果たした。