旭化成ホームズは10月16日、社員サポーターと同社の子育て世帯を対象に展開する賃貸住宅「へーベルメゾンBORIKI」の入居者による絵本のリユース活動「BORIKI絵本リユースプロジェクト」を開始した。
同社は「へーベルメゾンBORIKI」の入居者に絵本を提供するサービス「BORIKIえほん箱」を20年11月から開始。これまで135冊を寄付してきたが、リユース絵本も対象とすることで、循環型社会の実現への貢献を目指す。
同社のグループ社員約7500人に自宅に眠っている絵本の寄付をメッセージの添付と共に呼び掛け、600冊の募集・調達を目指す。集めた絵本は、有志の社員サポーターと有志の「BORIKI」入居者が、選別・カバーリング・メッセージカード貼り付けなどを行い、24年9月から順次各物件に届ける。
また、同社の本社オフィス内のグループ共用エリアにも、集めた絵本の一部を設置し、子育て中のグループ社員などが自由に活用できるよう整備を進める。将来的には絵本を通じて「BORIKI」の所在する周辺地域を含めた子育てコミュニティ醸成なども視野に活動を進める方針だ。