アットホームは11月8日、AIを活用して物件画像の種別を自動識別およびキャプションを自動生成できる「かんたん画像登録」機能を同社が運営する不動産情報流通プラットフォーム「ATBB(不動産業務総合支援サイト)」に搭載したと発表した。アットホームラボが開発した「画像特徴抽出」「間取図特徴抽出」など複数のAIモデルを活用する。
AI活用により、物件画像から特徴や魅力を読み取り、的確に表現できるようになり、不動産会社の業務負担の軽減につなげる。AIモデルには①画像種別判定、➁画像特徴抽出、③間取り図抽出――の3つの機能を搭載した。
画像種別判定では外観、キッチン、洗面、バス、居室など主要な被写体を読み取る。
画像特徴抽出は画像内の設備、キッチンの形状やコンロの種類、トイレやバスの手すりの有無などをAIで認識して特徴を言語化する。
間取図特徴抽出ではリビング・各居室・キッチン・水回り・収納などの各領域、配置関係、動線などをAIで解析して50種以上の物件特徴をタグとして出力する。同プログラムは、特許を出願中だ。