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中古マンション価格天気図、2月は下落傾向弱まる 東京カンテイ調べ

 東京カンテイが3月28日に発表した「中古マンション価格天気図」によると、2月は全国的に下落傾向が一服した。前月と比べると、「晴れ」が8地域で変わらず、「雨」は1から3地域に増加。「曇り」は13から10地域に減少、「小雨」は10から8地域に減少、「薄日」は15から18地域に増加。全国で天候が改善した地域数は7から12地域に増加し、横ばいは32から24地域に減少、悪化は8から11地域に増加した。

 47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は25から22地域に減少。前月と比較可能で事例数10以上の全国528市区町村のうち277(52.5%)が下落と、下落した都市数は前月の298と比べ大きく減少した。2月は、全国的に下落傾向が弱まる一方で、地方主要4道県は北海道が「曇り」に、宮城県が「雨」に悪化した。市別では札幌市、仙台市、福岡市がいずれも前月比で下落した。