賃貸・管理

三菱地所パークス 川崎で自社開発の駐車管理システム

 三菱地所パークスはこのほど、同社が管理・運営する「ノクティ駐車場」(川崎市、収容台数533台)に、同社が開発した駐車場管理クラウドシステム「CREPE(クレープ)」を導入し、運営を開始した。

 駐車場のキャッシュレス化・チケットレス化を始め、スマートフォンでの駐車料金割引サービスの付与やパスカード等の購入が可能となった。駐車場機器の更新を迎えるタイミングを機に、駐車場ユーザーの利便性向上や施設の差別化を図った。

 CREPEの概要は次の通り。①手間のかかる精算機での精算や現金精算をなくし、ユーザーは自分のペースでゆっくり精算できる。駐車場係員の作業・リスクも軽減。②施設・テナント側はスマホで割引認証が可能となり、サービス券管理(作成・販売・破棄)の手間が省ける。ユーザーはスマホで認証を受けると、精算機を利用せずとも出庫できる。③ユーザーは電話や申込書のやり取りを介さずに、スマホで各種駐車チケットを購入できる。決済もその場で完了し、その日から利用可能で、契約期間も自由に設定できる。④駐車場管理クラウドで売上情報やデータの管理を一元化。価格の設定・改定に瞬時に対応する。