マンション・開発・経営

新規参入で博多のインバウンド向け簡易宿泊所を取得へ 大英産業

 新築分譲マンションや戸建て住宅の企画販売の大英産業(北九州市八幡西区)は、2024年3月に新規事業参入した宿泊施設事業に伴い、福岡市博多区内の簡易宿泊所を2024年10月1日に新築戸建て住宅販売のグランディーズ(大分県大分市)から取得する。既に売買契約は締結している。

 取得する簡易宿泊所の建物規模は、客室数18室で、鉄筋コンクリート造7階建て延べ約741平方メートル。所在地は福岡市博多区内の敷地約189平方メートル。

 大英産業では、新規事業の宿泊施設事業の拡大を図るため、同社の10カ年戦略の重点エリアである福岡市内で今回の施設の取得を決めた。インバウンド(訪日外国人)の宿泊需要が見込め、九州エリアの観光業に寄与するとして、同社の財務体制の安定化を図る。