政策

「リフォーム総合相談窓口」開設、住宅ストックの質的向上へ 東京都

 東京都は7月25日、都民が住宅リフォームを実施する際の疑問等に対応する「リフォーム総合相談窓口」を新規開設する。循環型の住宅市場の形成へ向けて、住宅ストックの質的向上を図るために都が取り組んでいるリフォーム施策の一環。

 窓口は、受託者である都防災・建築まちづくりセンター内に設置し、電話及びEメールで相談を受け付ける。戸建て住宅やマンション、アパートなど住宅全般に関する相談が対象。相談内容は、国や都、区市町村の助成制度のほか、リフォーム施工業者の情報、省エネ・再エネ等の性能向上リフォームに関する情報、リフォーム工事の際のトラブルなどを想定する。

 なお、都は政策方針「『未来の東京』戦略」(21年策定、24年更新)の項目の一つとして、「『住まい』と『地域』を大切にする戦略『人や地域に注目した住生活充実プロジェクト』」を掲げており、同窓口は同政策方針を推進する事業の一つと位置付けている。