アットホームは、2024年1~6月の小規模オフィス(50坪以下)の募集賃料動向をまとめた。東京の超小型(5~25坪)は、前期比で1.6%上昇し、1坪当たり1万3495円。小型(25~50坪)は、同0.0%、1坪当たり1万5272円となった。超小型は小幅ながら、22年下期から4期連続で上昇した。小型は横ばいとなる。
東京21エリア全体では引き続き小幅な動きとなった。エリア別では、超小型で8エリア、小型4エリアで12年下期以降最高値を更新した。
エリア別賃料トップ5を見ると、超小型は「銀座」の賃料が1万9000円台で最も高く、「東京・日本橋・京橋」と「原宿・表参道」、「恵比寿・中目黒」が1万7000円台、「渋谷」が1万6000円台だった。小型では、「渋谷」が2万2000円台、「銀座」が2万円台、「原宿・表参道」が1万9000円台、「東京・日本橋・京橋」と「恵比寿・中目黒」が1万8000円台だった。
東京以外では、超小型で横浜市、名古屋市、大阪市、福岡市の4エリアで12年下期以降最高値を更新した。小型が全5エリアで12年下期以降最高値を記録した。