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富士見二丁目再開発組合設立を認可、2025年着工へ 住友不が参画

 富士見二丁目3番地区市街地再開発組合は、「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」について8月8日付で東京都知事から市街地再開発組合の設立認可を受けたと発表した。同事業は、JR「飯田橋」駅前の南側に位置する。小規模宅地や木造建築が点在し、細街路や不連続で狭小な歩行者通行環境等が存在する約0.5ヘクタールを整備する。

 住友不動産が同再開発事業に参画する。2025年度に権利変換計画認可、26年度から本体工事に着手する予定。29年度の建物竣工を目指す。

 同再開発は、「飯田橋」駅の拠点形成と地域防災力の強化に資する都市基盤を整備するとともに、街としての集客力を高める業務・商業・サービス、都心居住機能等の集積、土地の高度化を図る。地上21階地下2階建てと地上6階地下2階建ての2棟構成で、延べ約4万5000平方メートルとなる。総事業費はおよそ448億円。