平和不動産は8月9日、JR札幌駅前で組合員及び参加組合員として参画する「北4西3地区第一種市街地再開発事業」について、札幌市長から権利変換計画の認可を受けたと発表した。
同事業はJR札幌駅南口、北5条・手稲通と札幌駅前通の交差部に位置し、延べ床面積約20・3万㎡の第一種市街地再開発事業。建物は地上32階地下7階建てで、商業や業務、宿泊滞在機能を設ける。札幌都心のビジネス機能の強化や賑わい・交流を促進する。また、地下鉄南北線さっぽろ駅改良事業と一体的に進めることで、街区内外をつなぐ地下歩行者ネットワークを強化し、札幌駅周辺の交通利便性と回遊性の向上を図る。28年7月の竣工を目指す。
同社は新中期経営計画「WAY 2040 Stage 1」における成長戦略の一つとして「再開発事業の拡大 人々を惹きつける場づくりの全国展開」を掲げている。