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積水ハウス不動産グループ再編  仲介・不動産と賃貸を専門会社化

 積水ハウスは25年2月1日付けで、傘下の積水ハウス不動産グループを、仲介・不動産事業会社と賃貸事業専門会社に再編する。積水ハウス不動産6社(積水ハウス不動産東北・同東京・同中部・同関西・同中国四国・同九州)が営む仲介・不動産事業を集約。積水ハウス不動産関西を承継会社とし、積水ハウス不動産に商号変更する。

 今後は販売用不動産の強化を進めると共に、グループ各社の連携を強化。戸建て分譲事業を推進し、積水ハウスノイエで展開していた住宅ブランドを引き継ぎ、「子育て」と「資産価値」をコンセプトに、土地とセットで25年度中に本格販売を開始する予定。

 積水ハウス不動産5社(積水ハウス不動産東北・同東京・同中部・同中国四国・同九州)は積水ハウスの賃貸集合住宅「シャーメゾン」と同ブランド物件のプロパティマネジメントを担う賃貸事業専門会社として、「積水ハウスシャーメゾンPM東京」など、それぞれ商号変更すると共に、積水ハウス不動産関西の賃貸事業は、積水ハウス不動産ホールディングスが出資した準備会社に吸収分割し、「積水ハウスシャーメゾンPM関西」に分社化する。

 今回の再編によって、各事業の専門戦強化や不動産事業の市場認知度強化を図り、更なる成長を目指す。