野村不動産が所有する野村不動産溜池山王ビルがこのほど、木材利用推進コンクルール優良施設部門「内閣総理大臣賞」を受賞した。
同コンクール優良施設部門は①地域の木材を持続的かつ有効的に活用するための工夫②建築物の木造化・木質化のための工夫③木材利用による地球温暖化防止等への貢献④デザインや快適な空間づくり等における工夫の4点に関して、優れた施設が選定される。
今回の受章では、高層木造建築物に求められる高い耐火性・耐震性に対し、木質ハイブリッド技術の深化・発展を通じて合理的に解決を図った点。都心のオフィス街で木質建築として特徴のある外観の創出、外部環境を最大限採り込む21メートル×18メートルの開放的な木質無柱空間などを実現した点が評価された。