野村不動産はこのほど、横浜市立箕輪小学校の5年生36人を対象に、次世代モビリティ「空飛ぶクルマ」をテーマにした出張授業を実施した。同社とANAホールディングスの社員が、空飛ぶクルマの仕組みや既存モビリティとの違い、普及によりどのように街が変わるのかなどを説明した。
同社広報部によると「空飛ぶクルマについて、子供たちに深く理解をしていただくことで、将来の職業を考える際の一つのきっかけにしていただくとともに、今後空飛ぶクルマが普及し、街の中に溶け込む身近なモビリティとなっていくイメージを持っていただくことを目指した。参加した生徒からは、たくさんの好意的なコメントや質問をいただいた」。
同社は2023年からANAホールディングス、Joby Aviation社と共に、空飛ぶクルマの離着陸場開発に向けた共同検討を開始した。
今回の授業はエリアマネジメント活動の一環として行われたもの。20年に開発・分譲した「プラウドシティ日吉」を拠点とするエリアマネジメント運営団体、一般社団法人ACTO日吉と共に、シビックプライド醸成や地域活性化などを企図した、教育活動を始めとするエリアマネジメント活動を行っている。