埼玉大学と特定非営利活動法人ブランディングポート、野村不動産は12月23日、地域住民のシビックプライド(都市に対する市民の誇り)醸成に向けた産学民連携プログラムが完了したと発表した。3者は「人材育成と地域活性化の相互発展に関する合意書」を締結し8月から、プラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナ3階の「マチノバ」でプログラムを開始した。
埼玉大学の学生4人が、野村不動産のエリアマネジメントの取組である「Be ACTO(ビーアクト)武蔵浦和」 に運営スタッフとして加わり、大学生主導で課題や利用者を分析の上、広報施策立案や地域交流イベントの企画実行、武蔵浦和地域の「シビックプライド醸成」を目指した地域住民の強みや可能性を可視化するプレゼンテーション等を実施した。
参加学生に対しては、Be ACTOの運営を担う一般社団法人ACTO武蔵浦和とブランディングポートがサポートし、さまざまな働き方・生き方を実践する社会人やプロボノが関わることで、学生の成長を支援した。野村不動産は今後も、継続的に「マチノバ」をフィールドとした同プログラムを実施していく予定だ。