投資

ホテルファンドのアセットマネジメント業務受託 クリアル

 クリアル(東京都港区)は、国内の機関投資家3社が出資している「赤坂ホテルファンド」から、アセットマネジメント業務を受託した。

 同ファンドには、大成建設(東京都新宿区)、芙蓉総合リース(東京都千代田区)、中央日土地ソリューションズ(東京都千代田区)の3社が出資している。投資対象物件は、東京メトロ銀座線・丸の内線「赤坂見附」駅から徒歩2分に立地する全82室のデザイナーズホテル「センチュリオンホテルグランド赤坂」(東京都港区)で、施設運営は、センチュリオンインターナショナル(東京都台東区)が担当している。クリアルではこれまでに、機関投資家や超富裕層向けの資産運用サービス「CREAL PRO」を展開している。同サービスで培った実績とノウハウを今回のアセットマネジメント受託業務で生かす。

 クリアルでは、不動産投資オンラインサービス「CREAL」や、今回のプロ投資家向け「CREAL PRO」を介して同社自体でファンドを組成し、また、ホテル運営事業に特化したグループ会社「クリアルホテルズ」(同)を2024年7月に設立している。ファンドの組成や物件の運営まで受託するバリューチェーン体制の構築を推進している。