投資

AIエージェントで投資家議事録を自動分析 Exa

 エクサウィザーズのグループ会社のExa Enterprise AI(東京都港区)は、同社で提供しているIR Techサービス「exaBase IRアシスタント」で新たに、投資家面談の議事録を自動分析するAI(人工知能)エージェント技術を用いた機能を実装した。

 これまでに同サービス上で蓄積してきたIR面談議事録から最大200件までを選定して定量分析し、また、投資家の質問傾向も分析でき、投資家ごとに着目して動向などを可視化する。10分程度で分析結果を得られるという。分析結果を取締役会や経営会議で迅速に情報共有し、経営戦略の立案時の参考情報として役立てられる。

 従前の同サービスの機能では、日本語や英語、それら両国語混在の音声・録画データをアップロードをすれば、全文の書き起こしや、IRに特化した要点を整えたアジェンダ(要旨)やQ&A,投資家のフィードバックを自動生成できる。利用企業から、投資家のまとまった見解を効率的に経営会議などで共有したいとの要望を受け、新機能の実装で実現させた。