アエラホーム(東京都千代田区)は、建築家とつくる同社の新たな住宅シリーズ「まちの建築家プロジェクト」の第3弾として、3つのセミオーダー住宅の販売を開始した。
同プロジェクトで商品化する住宅は、同社主催「永く住み続けることができる本当の価値のある住まい」をテーマとした建築コンペティションで、応募112作品の中から厳選した計21作品を対象にしている。今回はその第3弾で、3組の建築家によるプランに基づくセミオーダー住宅となる。建築家による住宅設計は多くの人にとって憧れではあるものの、ハードルを高く感じがちで、一般的な選択肢にはなりづらい。同社ではその課題感を解決し、建築家の持つ独自性を生かしつつ、同社の特徴である住宅性能を備え、価格を抑えて提供する同プロジェクトを推進している。
今回の対象となる3つの建築家のプランは、次の通り。
▽「4つの縁側がある家」(カレン・ヨシヒコ・フ氏、ユーシャン・メン氏)日常の生活がより豊かで快適に、住空間全体の一体感や広がりのある開放的な空間を提案
▽「パズルハウス~生活スタイルに合わせて空間を組み合わせる家~」(梅﨑照城氏、梅﨑幸子氏)
4カ所の空間に3種類のブロック(プライベート・スタディー・オープン)を自由に組み合わせて生活スタイルに合う住宅を作り上げる
▽「余白でつなぐ大らかな暮らし」(渕上達矢氏)家族のための空間を広く確保し、高気密・高断熱な建物性能と季節に合わせた日射調整による、暮らしの雰囲気があふれ出す路地のような環境を提案