マンション・開発・経営

浜名湖に面する2021年閉館の「九重ホテル」を再開発へ 遠州鉄道

 遠州鉄道(浜松市中央区)は、2021年10月に閉館した「ホテル九重」(浜松市中央区)の跡地で、約50室のホテルを中心とした新たな複合施設を再開発する基本構想をまとめた。今後、建物の基本設計など詳細な事業計画を策定する。2029年春の開業を目指している。

 新施設は、ホテルをはじめ、地域の特色を生かしたレストラン、カフェ、スパ、商業施設などを配置する。周囲の温泉地の舘山寺エリアや、周囲を取り囲む浜名湖エリア全体の活性化を支える重要な拠点になると位置付けている。

 計画地は、浜松市中央区舘山寺町2178で、既存建物は、1987年9月6日に完成した。2021年10月31日に営業を終了していた。