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福井県立公園内にリゾートホテルを建設 星野リゾート

 星野リゾート(長野県軽井沢町)は、全100客室のリゾートホテル「リゾナーレ福井」(福井県勝山市)を2027年の建設工事に着手した。2027年秋に開業する。「リゾナーレ」シリーズとして北陸エリアでは初、また、星野リゾートとしても福井県内に初の進出となる。

 計画地は、福井県立恐竜博物館で所在する「かつやま恐竜の森」(長尾山総合公園)内に位置しており、「Park―PFI」の仕組みを活用した同事業者として、星野リゾートを含めた企業グループが選定され、官民連携事業として建設する。星野リゾートでは、ホテルの運営に加えて、公園全体の運営管理にも関与する。

 建物規模は、地下1階地上8階建て延べ約1万2684平方メートル。建設地は、福井県勝山市村岡町寺尾51の11。設計は、熊谷組・黒川紀章建築都市瀬敬事務所JV、施工は熊谷組・大北久保建設・ダイド建設・大野建設工業JVが担当する。

 なお、星野リゾートが運営する「リゾナーレ」シリーズは、国内外で現在7施設を展開している。2025年には、同ブランドとして8施設目となる「リゾナーレ下関」(山口県)を開業する。