大和ハウスグループの大和物流は8月25日、埼玉県和光市に東日本エリアで同社最大規模となる物流施設「(仮称)和光物流センター」を着工した。開設後は東日本エリアの旗艦拠点として活用する予定。27年4月1日の稼働開始を目指す。
東京外環自動車道和光ICから約200メートル、首都高速高島平ICから約4キロに位置する敷地1万6774.99平方メートルに、延べ3万5054.33平方メートルの4階建てを建設する。東京都心から約20キロ圏内に位置し、東京外環自動車道や首都高速道路に近接。東京都内をはじめ、埼玉県や神奈川県などの主要消費地へのアクセスに優れているほか、東武東上線・東京メトロ有楽町線・副都心線和光市駅から約2.0キロに位置するなど、通勤環境も整っており、雇用創出を見込む。約100台以上の従業員用駐車場の完備を計画するなど、市外からの自家用車通勤への対応も図る。
同社は11年以降、埼玉県内で7カ所の物流施設を開設。直近では23年10月に所沢市に「所沢物流センター」を開設している。
