連打での得点に沸く明大チーム。最後に一矢報いた
優勝を決め大谷監督を胴上げする日大チーム。12年の「年間5位」からの大躍進に歓喜を上げた。
試合終了後の日大と明大。同じチーム内だけでなく、他チーム同士での仕事の紹介も進んでいるという。野球も仕事も「一挙両得」に楽しめると好評の「URELベースボールリーグ」だ
大学不動産連盟(UREL)に所属する野球のリーグ戦「URELベースボールリーグ」の13年春季リーグ戦が終了した。7チームによる総当たり戦の結果、優勝は、5勝1敗の成績で日本大学・桜門会が輝いた。12年春季からスタートした同リーグ。初代チャンピオンは立教大学・セントポール生活文化研究会、12年秋季は法政大学・橙法会、そして3代目が日大。同チームの大谷秀文監督(村本建設)は、「次回(13年秋季)は全勝で2連覇を果たしたい」と意気込みを語る。
リーグ加盟チームは、日本大学・桜門会(今回1位)、明治大学・駿台会(同2位)、慶應大学・三田会(同3位)、立教大学・セントポール生活文化研究会(同4位)、早稲田大学・稲門会(同5位)、法政大学・橙法会(同6位)、中央大学・白門会(同7位)の7チーム。会社や所属ではなく同じ大学の出身者で構成されており、会社が同じでもチームが異なるケースもある。
4月10日から始まった今回の春季リーグ。8月7日の最終戦を待たずに日本大学の優勝は決まっていたが、最後は一矢報いる形で明治大学が日大に勝利した。日大は、3人の「エース級」が仕事で欠場した影響もあったようだ。
12年の年間成績が5位だったことを考えると、「大躍進」の日大。次回9月から始まる秋季リーグ戦では、どのチームの活躍が見られるのか楽しみだ。