グローバルベイスは9月14日、ユナイテッドアローズと共同で進めるオーダーメイドリノベーションプランの第12弾となるRE:Apartment UNITED ARROWS LTD.「CASE012/PLAN A」の提供を開始した。都市生活者を対象に提供する「MASTER PLAN A」をロケーションと流行に合わせて進化させた同プラン。ユナイテッドアローズの店舗内装で使用している素材を居住空間に採用し、高級感あるホテルライクな心地よい意匠を徹底した。
このほど同プランを採用した恵比寿ショールームで内覧会が行われた。物件は94年築、32階建ての恵比寿ガーデンテラス壱番館。恵比寿駅徒歩9分の好立地マンションの5階部分で専有面積は64.05m2。2LDKだった物件をスケルトン施工の上、1LDKにリノベーションした。
キッチンから目線が抜ける設計で空間に奥行きを生み出すと共に、各所に収納スペースを散らせながら使い勝手のよい導線を設計。光の演出やモノの見せ方など随所にユナイテッドアローズの店舗設計ノウハウを採用した。オリジナルの家具やキッチン、洗面台を製作し、空間の統一感も高めている。建材にもこだわり、水回りはフロアタイル、居室はカーペット、リビングにはサイザル麻を使用し、足触りの変化を楽しめる工夫も。リビングやキッチン、寝室の壁面は天板のグレーと色を合わせた高品質のセラミックタイルを採用した。同ショールームの内装費用は約2300万円で、施工期間は約3カ月。
17年に始まった両社によるコラボプランは既に16弾まで発表済み。顧客からの関心度も高く、同ショールームも工事中に成約した。今後は引き渡しまでモデルルームとして活用。同プランは、オーダーメイドリノベ「マイリノ」として顧客の予算や希望に合わせ、物件探しから対応する。
グローバルベイスは、コロナ禍の影響でリモートワーク対応のリノベプラン需要が増加。「ユーザーの住まいに関する意識の高まりを感じており、問い合わせ件数も例年を上回っている」としている。