ハウスドゥの21年6月期連結業績は、売上高390億3700万円(前年同期比18.7%増)、営業利益25億8900万円(同36.7%増)、経常利益25億1400万円(同46.4%増)当期純利益16億1600万円(同56.9%増)で増収増益だった。不動産売買事業が好調に推移し、売上高は当初計画を上回り、過去最高を更新した。
主な事業の売上高は、フランチャイズ事業が32億3600万円(同12.5%増)だった。新規事業の柱や既存事業とのシナジーを目的とした異業種からの新規参入もあり、新規加盟は順調に推移。今期の新規加盟契約数は142件で、累計加盟店舗数は702件(うち準備中86件)となった。 ハウス・リースバック事業が流動化を抑制した影響で133億2300万円(同12.4%減)。金融事業が10億8400万円(同10.7%増)。不動産売買事業は消費者の住宅購入に対するニーズが底堅さを維持したこともあり、取引件数は710件(同112.6%増)となり、売上高は146億2400万円(同105.9増)に伸びた。
次期業績は新型コロナウイルス感染症拡大に引き続き警戒を要する状況が続くと見られるため、レンジ形式による開示とした。売上高は391億円(前期比0.2%増)～444億3800万円(同13.8%増)、営業利益29億7300万円(同14.8%増)～36億7300万円(同41.9%増)、経常利益28億円(同11.4%増)～35億円(同39.2%増)、当期純利益18億4800万円(同14.3%増)～23億1000万円(同42.9%増)を計画する。
