東京建物、東栄住宅、京王電鉄、伊藤忠都市開発、一般社団法人聖蹟桜ヶ丘エリアマネジメントは12月5日、「聖蹟桜ヶ丘北地区 気候変動の緩和・適応と納涼」に関する取り組みが評価され、環境省主催の「令和7年度気候変動アクション環境大臣表彰」先進導入・積極実践部門(緩和・適応分野)で、「気候変動アクション大賞」を受賞したと発表した。
「気候変動アクション環境大臣表彰」は、気候変動対策推進の一環として顕著な功績のあった個人・団体をたたえるための表彰制度で、「気候変動アクション大賞」はその最高位となる。
東京都多摩市の聖蹟桜ヶ丘北地区は、百貨店等の生活利便施設が集積する京王線「聖蹟桜ヶ丘」駅至近に位置し、多摩川沿いの豊かな自然も感じられるエリア。近年の災害激甚化を受けて、水害対策をはじめとした防災力向上が喫緊の課題となっていたという。
今回の取り組みは、土地区画整理事業・住商複合開発・エリアマネジメントそれぞれの取り組みによる課題解決を実現したもので、複数の事業主体(東京建物、東栄住宅、京王電鉄、伊藤忠都市開発、聖蹟桜ヶ丘エリマネ)が参画し、それぞれのノウハウを結集することで、分譲マンション開発敷地と隣接する河川区域を一体的に捉え、高規格堤防の基準に準拠した宅盤の整備や分譲マンションのZEH化をはじめとする、先進技術を随所に導入した。
